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端午の節句
こんにちは!ポプリの森店長の中島です。
3月に入ってもまだまだ寒い日が続いていますね。
厚手のコートもまだまだ片付けられない、でも春物の薄手の上着もそろそろ準備しないといけない😟
中途半端な時期ではありますよね。
学生諸君は受験真っ盛りで、ここが踏ん張り時であります👍
そして春はもうすぐそこまで来ていますね🌸
もっとすぐそこまで来ているのは、確定申告。
これだけは毎年大変です。
自民党の裏金問題などで税務署では怒号の嵐が吹いているとの声も聞かれますね🌀
「確定申告ボイコット」っていう言葉も出ているくらいです。
しかしながら当店は、それはそれ、これはこれというスタンスで、今年もきっちり確定申告いたします。
でもいろいろ思うところがあるのが本音ですが😒
さて、いやな話はさておき、
春が来るとすぐにゴールデンウィークもやってきますよね。
ゴールデンウィークと言えば!こどもの日です🎏
こどもの日は「端午の節句」とも呼ばれますね。
端午の節句は、日本では毎年5月5日に祝われる伝統的な行事です。
由来は中国の端午節(旧暦5月5日)にさかのぼりますが、日本ではそれが変化して現在の形になりました。
男の子の成長や健康を願う行事として、こいのぼりを飾ったり、ちまきを食べたり、おもちゃを贈ったりと、こどもの日はいろいろなイベントが各地域、各家において行われていますよね🎁
端午の節句について少し紐解いてみましょう🎏
日本における端午の節句が定着した時期は、平安時代にさかのぼると言われています。
その起源は、中国の端午節にありますが、日本においては奈良時代や平安時代に中国から伝わった文化や風習の一部として導入されました。
平安時代には、貴族社会で端午の節句が行われていたとされています。
当時の貴族たちは、中国からの文化や風習に興味を持ち、それを自らの生活に取り入れることがありました。
端午の節句もその一つであり、鎌倉時代以降、武士階級や庶民の間にも広まっていったと考えられています。
江戸時代に入ると、端午の節句は一般庶民の間でも親しまれるようになり、男の子の成長や健康を願う行事として定着していきました。
特に江戸時代中期以降、江戸文化の影響で、端午の節句の慣習がより一般的になり、鯉のぼりや菖蒲湯などの風習が定着していったと考えられています。
現代の日本では、端午の節句は子供の成長や幸福を願う大切な行事として親しまれています。
その起源は古く、歴史的な経緯や文化の交流が反映されています。
私(店長)の生まれた昭和の時代は、各家ごとにこいのぼりを庭やベランダ、玄関先などに掲げて、こどもの日をお祝いしていました🎏
平成令和と続き、最近ではこいのぼりを掲げているお宅は本当に少なくなりましたよね。
その代わり各地域で昔から続くイベントでこいのぼりをたくさん飾ったり、こいのぼりを川に流したりと趣向を凝らした風習もあります。
上の写真は、高知県いの町の仁淀川で行われている「仁淀川紙のこいのぼり」です。
いの町特産の紙「不織布」で制作された約200匹の紙のこいのぼりが、清流仁淀川を泳ぎます🎏
気持ち良さそうに、こいのぼりが川を泳ぐ姿は、空になびく一般的なこいのぼりよりも、より自然な光景に映ります(私感)
この他にも、福岡県の筑後川や岐阜県の長良川など、こいのぼりを川下りさせるイベントが行われます。
家族や地域の人々が集まって、こいのぼりを川に流す儀式を楽しむことができます。
以上のように、日本各地でこどもの日には様々なイベントが行われていますが、海外では「こどもの日」は存在するのか。疑問になったので調べてみました🌎
こどもの日は、海外(英語圏)では「Children's Day」と言われているようです。
国によって「こどもの日」にあたる日はマチマチですが、子供の成長に関する風習や慣習は各国であるようです。
・インド:
インドでは、こどもの日は11月14日に祝われます。
この日は、インドの独立運動の指導者ジャワハルラール・ネルーの誕生日であり、子供たちへの愛情と尊重の象徴とされています。
こどもの日は、インド全土で学校やコミュニティでさまざまなイベントが開催され、子供たちが歌やダンス、劇などを通じて才能を披露したり、楽しい時間を過ごしたりします。
・メキシコ:
メキシコでは、こどもの日は4月30日に祝われます。
この日は「Día del Niño」として知られています。
メキシコのこどもの日は、子供たちに贈り物をしたり、特別なイベントや遊びを楽しみ、学校やコミュニティではパレードやイベントが開催され、子供たちは楽しい時間を過ごします。
・ブラジル:
ブラジルでは、こどもの日は10月12日に祝われます。
この日は、キリスト教の聖母の日であり、同時に子供たちを称える日となっています。
ブラジルのこどもの日は、子供たちにとって非常に重要な日であり、家族や友人と一緒に楽しい時間を過ごす日です。
子供たちは贈り物をもらったり、公園やレクリエーション施設で遊んだりします。
・中国:
中国では、こどもの日は6月1日に祝われます。
この日は国際こどもの日としても知られています。
中国のこどもの日は、子供たちに特別な扱いや贈り物がされる日です。学校や地域社会では、子供たちを称えるイベントやパーティーが開催されます。
・韓国:
韓国では、こどもの日は5月5日に祝われます。
韓国のこどもの日は、子供たちが家族や友人と一緒に楽しい時間を過ごす日です。
伝統的には、子供たちに贈り物やおもちゃが贈られ、家族で美味しい食事を楽しむ機会となります。
・ドイツ:
ドイツでは、こどもの日は5月の最終日曜日に祝われます。
ドイツのこどもの日は家族で過ごし、子供たちに贈り物や特別なイベントを提供する機会となります。
市や町の公園では、子供向けのイベントやアクティビティが催されることがあります。
以上、こどもの日に関する日本と海外の風習やイベントを取り上げましたが、
それぞれの国や地域で、こどもの日は子供たちを称え、彼らの幸せや健康を祝う機会となっています。
こどものことを思うのは万国共通ですね💓
私の家にも子供は3人おります😊
こどもの日にはこいのぼりを飾って子供たちの成長をお祝いしたいと思っています🎏
【 関連ページ 】➡ 木のこいのぼり
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- 2024.03.08
- 14:48
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